センター概要と機能
心臓血管センターの前身としては1974年に開設された心疾患専門診療科であります。1987年に一旦心臓内科・心臓血管外科に分かれましたが、2007年に現在の心臓血管センターが開設されました。当センターは大阪急性期・総合医療センターという総合病院の急性期医療部門であり、超急性期から回復期まで一貫した専門性の高い診療を地域住民の皆様に提供しています。
心臓血管センターは心臓内科・心臓血管外科・麻酔科・リハビリテーション科・画像診断科などの各診療科が連携し心臓血管疾患の治療を行っています。超急性期においては、循環器専門医が24時間待機し、患者の受け入れや専門的治療にあたり、CCUやICUで専門スタッフが治療・看護・急性期リハビリテーションを行います。CCU・ICUを退室した後は心臓血管系専門病棟で治療を継続します。さらにリハビリテーションが必要な場合は、回復期リハビリテーション病棟で自宅退院を目標にリハビリを行い、病棟スタッフ・リハビリスタッフ・ソーシャルワーカーが、退院に向けての自宅環境整備や介護サービスの準備を支援しております。